漫画と図解の使い分け方|情報内容に応じた最適な表現方法
ホーム > ブログ > 漫画と図解の使い分け方
漫画と図解の使い分け方|情報内容に応じた最適な表現方法
漫画と図解は、どちらが優れているという話ではありません。伝えたい情報の「種類」によって、向き不向きがはっきり分かれます。結論から言うと、感情や背景・体験を伝えたいなら漫画、構造や手順・数値の関係を整理したいなら図解が向いています。私たちマンガコミットジャパンは、漫画も図解も両方を制作してきたからこそ、「ここは漫画、ここは図解」という最適な使い分けをご提案できます。13年以上、90名超の作家とともに100件以上の制作に携わるなかで見えてきた、情報内容に応じた表現の選び方を、私たちの現場目線でお伝えします。「漫画にすべきか図解にすべきか」で迷うのは当然のことです。大切なのは、その情報で読み手に何を残したいのかをはっきりさせること。それさえ決まれば、どちらを選ぶべきか、あるいは両方をどう組み合わせるべきかは自然と見えてきます。
📖 この記事の目次
【この記事でお伝えしたいこと】
- 漫画は「感情・体験・背景」を、図解は「構造・手順・関係」を伝えるのが得意です
- どちらか一方ではなく、組み合わせると最も伝わります
- 使い分けの基準は「読み手に何を残したいか」です
- 「掴みは漫画、詳細は図解」の順番にすると離脱を防げます
漫画と図解はそれぞれ何が得意か
漫画が得意なのは「感情を動かすこと」
正直なところ、図解では人の感情はあまり動きません。漫画が得意なのは、登場人物の悩みや喜びを通して「自分ごと」にしてもらうことです。導入前の不安、導入後の安心——こうした体験は、漫画でこそ伝わります。あるサービス業のお客様は、導入事例を図解でまとめていましたが「数字は分かるが心に響かない」と悩んでいました。同じ事例を漫画にしたところ、「読んだお客様が共感して問い合わせてくる」という変化が起きたのです。
図解が得意なのは「関係を一目で示すこと」
実は、複雑な構造や数値の比較は、漫画より図解のほうが速く正確に伝わります。組織図、フロー、料金プランの比較——こうした「関係を整理する情報」は、図でパッと見せるのが最適です。漫画でこれをやろうとすると、かえって冗長になってしまいます。
どちらにも「不向きな使い方」がある
よくあるのが、手順説明を全部漫画にして長くなりすぎるケースと、感情を動かしたい場面を図解で済ませて響かないケースです。ケースによりますが、どちらも「道具の選び方」を間違えているだけで、表現そのものが悪いわけではありません。私たちは最初のヒアリングで、この見極めを丁寧に行います。
情報内容に応じた使い分けの実践
「掴み」は漫画、「詳細」は図解
私たちがよくご提案するのは、冒頭で漫画を使って読み手の心を掴み、詳細な手順や数値は図解で整理する組み合わせです。最初に「自分にも関係がある」と感じてもらえれば、その後の図解も真剣に読んでもらえます。順番が逆だと、図解の段階で離脱されてしまうことが多いのです。
1本の資料の中で役割分担する
ある製造業のお客様の事例では、安全教育の資料を「ヒヤリ事例の漫画4スライド+作業手順の図解」という構成にしました。ご担当者からは「漫画で危険性が腹落ちしてから手順を見るので、手順の意味まで理解してもらえるようになった」というお声をいただきました。漫画と図解を対立させるのではなく、1本の中で役割分担させるのがコツです。
媒体と目的から逆算して選ぶ
SNS広告で短時間に印象を残したいなら漫画、社内マニュアルで正確さを担保したいなら図解中心、というように、使う媒体と目的から逆算するのが確実です。私たちは「とりあえず漫画」「とりあえず図解」ではなく、ゴールから設計を始めます。これが、無駄なコストをかけずに成果を出すための一番の近道です。
使い分けで失敗しないための判断軸
「覚えてほしいのか、操作してほしいのか」で分ける
正直なところ、使い分けに迷ったときは、読み手にどうなってほしいかを考えると答えが見えます。「気持ちを動かして覚えてほしい」なら漫画、「正確に操作・参照してほしい」なら図解です。あるお客様は、商品の魅力を伝えたいのに仕様の比較表ばかり作っていて、なかなか伝わらないと悩んでいました。魅力は感情の話なので、本来は漫画向き。一方で導入後に参照する設定手順は図解向きです。この軸で整理しただけで、どこに何を使うかが一気にクリアになりました。
読み手の「読む時間」と「読む場面」を想定する
実は、同じ内容でも読まれる場面によって最適な表現は変わります。スマートフォンで隙間時間に見るものなら、直感的に伝わる漫画が向いています。一方、デスクでじっくり参照する資料なら、情報密度の高い図解が役立ちます。ケースによりますが、私たちは「いつ・どこで・どんな気持ちで読まれるか」までヒアリングしてから表現を決めます。読む場面を無視して作ると、どんなに丁寧でも使われない資料になってしまうからです。
迷ったら小さく試して反応を見る
よくあるのが、最初から大規模に作り込んで、後から「思った効果が出なかった」となるケースです。私たちは、まず一部分だけを漫画化・図解化して反応を見ることをおすすめしています。読み手の反応を確かめてから本格展開すれば、無駄なコストをかけずに最適な形にたどり着けます。漫画と図解の使い分けは理屈だけでなく、実際の反応で確かめていくものでもあるのです。小さく始めて手応えを掴んでから広げるほうが、社内の合意も得やすくなります。
同じ情報でも「届けたい相手」で表現を変える
実は、まったく同じ情報でも、届けたい相手によって最適な表現は変わります。たとえば社内の専門スタッフ向けなら図解で要点を整理したほうが速く、社外の一般のお客様向けなら漫画で背景から伝えたほうが届きます。ケースによりますが、私たちは「誰に届けるか」を必ず確認してから表現を決めます。同じ内容を相手ごとに作り分けることで、それぞれに一番伝わる形を用意できるのです。漫画と図解は二者択一ではなく、相手に合わせて使い分ける道具だと考えています。
よくいただくご質問
Q1. 漫画と図解、どちらが費用は高いですか?
A1. 一概には言えませんが、作画工程のある漫画のほうがやや高くなる傾向があります。ただし伝わり方の効果も含めて、目的に合うほうをご提案します。私たちは相場より20〜30%OFFの水準でご案内しています。
Q2. 両方を組み合わせると割高になりますか?
A2. 必ずしもそうではありません。漫画パートを最小限にし、詳細を図解で補う設計なら、全部を漫画にするより費用を抑えられることもあります。
Q3. 制作期間はどのくらいですか?
A3. 内容によりますが4〜6週間が目安です。漫画と図解を組み合わせる場合も、同時並行で進めるため極端には延びません。
Q4. どちらが向いているか相談だけでもできますか?
A4. もちろんです。「この情報は漫画と図解どちらが向いているか」というご相談だけでも歓迎です。無理に制作をおすすめすることはありません。
Q5. 既存の図解資料を漫画化できますか?
A5. できます。図解で伝わりにくかった「なぜそうするのか」の部分だけを漫画化し、既存の図解と組み合わせる方法もご提案します。
Q6. 専門的な内容でも図解にできますか?
A6. できます。専門内容ほど図解で構造を整理する効果が大きくなります。ヒアリングで要点を絞り込んでから設計します。
Q7. 同じ内容を漫画版・図解版の両方作れますか?
A7. 作れます。媒体ごとに使い分けたいというご要望もよくいただきます。商談用は漫画、社内共有用は図解、といった展開も可能です。
Q8. まず何から相談すればいいですか?
A8. 「いま伝わっていないと感じる資料」を1つ教えてください。その内容が感情型か構造型かを一緒に見極め、最適な表現をご提案します。ご相談は無料です。
▶ あわせて読みたい:マンガコミットジャパンとは?漫画の力で企業の価値を伝えるストーリー設計会社
マンガコミットジャパンについて
この記事は、漫画マーケティング・広告漫画・ブランディング支援の専門知識と、13年以上にわたる漫画業界での経験をもとに執筆しています。マンガコミットジャパンは、単に漫画を制作する会社ではありません。漫画家として培ったストーリーテリング力を活かし、「良い商品なのに伝わっていない」「サービスの魅力が伝わらない」といった企業の課題を解決するための支援を行っています。私たちの考え方や、なぜ漫画を活用したマーケティング支援を行っているのかについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
👉EEAT強化記事 【マンガコミットジャパンとは?漫画の力で企業の価値を伝えるストーリー設計会社】
まとめ
- 漫画は感情・体験・背景を、図解は構造・手順・関係を伝えるのが得意
- どちらか一方ではなく、1本の中で役割分担させると最も伝わる
- 「掴みは漫画、詳細は図解」の順番が離脱を防ぐ
- 媒体と目的から逆算して選ぶと、無駄なコストをかけずに成果が出る
- 迷ったら小さく試して反応を見る。届けたい相手で表現を変えるのも有効
「漫画と図解、どちらにすべきか」で迷っているなら、まずはその情報の中身を私たちと一緒に見てみませんか。最適な表現は、内容を見れば自ずと決まります。両方を扱ってきた私たちだからこそ、偏りなく一番伝わる形をご提案できます。漫画と図解、それぞれの強みを活かして、伝わる一本に仕上げましょう。