漫画 コンテンツ 企画の立て方とは?成果につながる設計方法
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漫画 コンテンツ 企画の立て方とは?成果につながる設計方法
漫画コンテンツの成否は、絵を描き始める前の「企画」でほぼ決まります。どんなに作画が上手でも、誰に何を伝えて、どう動いてほしいかが定まっていなければ、その漫画は反応につながりません。私たちマンガコミットジャパンが13年以上、100件以上の制作に携わってきて確信しているのは、「成果が出る漫画ほど企画段階が丁寧だった」という事実です。逆に、いきなり作画から入った漫画は、途中で迷子になりやすいのです。このページでは、成果につながる漫画コンテンツ企画の立て方を、私たちが普段ご一緒している進め方そのままに、実際のお客様事例とあわせてお伝えします。企画の型さえ分かれば、漫画は「なんとなく」から「狙って当てる」ものへ変わります。
📖 この記事の目次
【この記事で押さえておきたいこと】
- 企画は「ターゲット→課題→解決→行動」の順で組み立てる
- 伝えたいことを盛り込みすぎると、結局何も伝わらない
- ゴール(誰にどう動いてほしいか)を一文で決めてから描き始める
成果につながる企画の4ステップ
ステップ1:ゴールを一文で決める
正直なところ、企画で最初にやるべきは絵柄でもストーリーでもなく、「この漫画で誰に何をしてほしいか」を一文にすることです。私たちはお客様との打ち合わせで、必ず最初にこの問いを投げかけます。「サービスを知ってもらう」では曖昧すぎて、企画がぶれます。「展示会で名刺交換した見込み客に、後日問い合わせをしてもらう」くらい具体的にすると、描くべき内容が自然と絞れてきます。あるBtoB企業のご担当者は、この一文を決めた瞬間に「今まで盛り込もうとしていた半分は要らなかった」と気づかれました。ゴールが定まると、引き算ができるようになるのです。
ステップ2:ターゲットの「困りごと」を具体化する
次に、その漫画を見る人が今どんなことで困っているかを徹底的に具体化します。よくあるのが、自社の伝えたいこと(商品の機能や強み)から考え始めてしまうケースです。実は、読み手は機能の話から入られると心を閉じます。「あ、これ自分のことだ」と思ってもらうには、相手の困りごとから始める必要があります。私たちは企画段階で、ターゲットが心の中でつぶやいている言葉を書き出すワークをご一緒します。「毎月の請求書処理に半日かかっている」「新人が育たず、いつも教える側が疲弊している」——こうした生々しい困りごとが、漫画の入り口になります。
ステップ3:困りごとから解決までの「感情の流れ」を設計する
漫画が他の媒体と違うのは、感情を動かせる点です。困っている主人公が、あるきっかけで解決にたどり着き、最後に安心する——この感情の流れを設計することが企画の核心です。私たちはこれを「感情曲線」と呼んでいます。最初に共感、途中で気づき、最後に希望。この曲線が描けていると、読み手は自分ごととして物語を追ってくれます。機能を羅列しただけの漫画が刺さらないのは、この感情の流れが抜けているからです。SNS広告漫画なら4〜8スライドという短い尺の中でも、この流れは必ず入れ込みます。
ステップ4:行動を促す「最後の一押し」を用意する
企画の最後に決めるのが、読み終わった人に取ってほしい具体的な行動です。問い合わせなのか、資料請求なのか、サイト訪問なのか。ここが曖昧だと、せっかく感情が動いても行動につながりません。私たちは漫画の最終スライドに、自然に次の行動へ進めるメッセージを必ず設計します。ケースによりますが、「続きはこちら」「無料で相談できます」といった一押しがあるかないかで、反応率は大きく変わります。企画段階で出口まで描いておくことが、成果への近道です。
企画でつまずきやすいポイントと回避法
盛り込みすぎて「何も伝わらない」を防ぐ
よくあるのが、「せっかく作るのだから、あれもこれも伝えたい」と要素を詰め込んでしまうケースです。実は、これが企画で最も多い失敗です。伝えたいことが10あると、読み手には1つも残りません。私たちは「この漫画で覚えて帰ってほしいことは1つだけ」とお伝えしています。あるサービス業のお客様は、最初5つの強みを全部入れたいとおっしゃっていましたが、ターゲットが最も困っている1点に絞ったところ、「むしろ反応が増えた」と驚かれていました。引き算こそが、伝わる企画の技術です。
「自社目線」から「読み手目線」へ視点を移す
企画書を作ると、どうしても「自社が言いたいこと」が中心になりがちです。私たちは企画の途中で必ず「これは読み手が知りたいことか、自社が言いたいことか」を点検します。たとえば「業界シェアNo.1」という情報は、自社にとっては誇らしくても、困っている読み手にとっては二の次かもしれません。読み手が今知りたいのは「自分の悩みが解決するのか」です。視点を相手側に置き直すだけで、企画の説得力は一段上がります。
企画段階で「あとで測れるか」を決めておく
正直なところ、漫画は作って終わりにされがちです。けれど企画段階で「何をもって成功とするか」を決めておかないと、後から効果が分からず、改善もできません。私たちは企画の最初に、測る指標もご一緒に決めます。問い合わせ数、クリック率、保存数など、ゴールに合わせた指標です。あるメーカーのお客様は、事前に指標を決めていたおかげで、公開後すぐに「どのスライドで離脱しているか」を把握でき、次の改善にすぐ動けたとお話しくださいました。企画とは、作る前から運用を見据えることでもあります。
企画で成果が変わった現場の声
「ゴールを一文にしたら迷わなくなった」あるIT企業の事例
あるIT企業のお客様は、当初「サービスの良さを全部伝えたい」というご要望でした。私たちが「では、この漫画を見た人に最初にしてほしい行動は何ですか」とお聞きすると、しばらく考えて「無料トライアルへの登録です」と。そこから逆算して企画を組み直したところ、漫画の構成が一気にシャープになりました。ご担当者は「ゴールを決めただけで、社内の議論も早く終わった」と喜ばれていました。企画は、社内の合意形成を速くする効果もあるのです。
「困りごとから始めて反応が変わった」あるメーカーの事例
あるメーカーのお客様では、最初の企画案が製品スペックの紹介から始まっていました。私たちは「ターゲットが製品を知る前に感じている困りごと」からスタートする案をご提案しました。実際にあった顧客の悩みを冒頭に置いたところ、SNSでの保存数とコメントがはっきり増えたとお声をいただきました。「自分のことだ」と思ってもらえる入り口を作れたことが、数字に表れたのです。企画の冒頭1スライドが、漫画全体の反応を左右します。
「引き算で伝わるようになった」あるサービス業の事例
あるサービス業のお客様は、強みが多い会社でした。だからこそ全部伝えたくなる——そのお気持ちはよく分かります。私たちは企画段階で、ターゲットが最も困っている1点に絞ることをご提案しました。最初は不安そうでしたが、公開後「絞ったほうが問い合わせの質が上がった」と納得してくださいました。あれもこれもと欲張らないこと。それが、結果的に成果への一番の近道になります。
よくいただくご質問
Q1. 企画は自社で作ってから相談すべきですか?
A1. どちらでも大丈夫です。むしろ「ゴール」と「ターゲットの困りごと」だけ持ってきていただければ、企画は私たちと一緒に組み立てられます。完成した企画書は必須ではありません。
Q2. 伝えたいことが多くて絞れません。どうすれば?
A2. 「この漫画を見た人に最初にしてほしい行動は何か」を決めてください。その行動に直結しない要素を外していくと、自然と1つに絞れていきます。
Q3. ターゲットの困りごとが分かりません。
A3. 実際の顧客や営業担当者の声を3つ集めてみてください。現場の生の言葉の中に、漫画の入り口になる困りごとが必ず眠っています。
Q4. 企画にどのくらい時間がかかりますか?
A4. 内容によりますが、ヒアリングから企画確定まで1〜2週間が目安です。ここを丁寧にやるほど、後の作画がスムーズになり全体の納期も安定します。
Q5. SNS広告漫画でも企画は必要ですか?
A5. 必要です。4〜8スライドという短い尺だからこそ、ゴールと感情の流れを企画で固めないと、伝わらない漫画になってしまいます。
Q6. 感情曲線とは具体的に何ですか?
A6. 読み手の気持ちが「共感→気づき→希望」と動く流れのことです。困りごとから始め、解決を経て安心で終わる設計にすると、自分ごととして読んでもらえます。
Q7. 企画の良し悪しはどう判断すればいいですか?
A7. 「この漫画で覚えて帰ってほしいことを一言で言えるか」で判断してください。一言で言えない企画は、たいてい盛り込みすぎています。
Q8. まず何から相談すればいいですか?
A8. 「この漫画で誰にどう動いてほしいか」を一文だけ考えてきてください。そこを起点に、成果につながる企画をご一緒に組み立てます。ご相談は無料です。
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マンガコミットジャパンについて
この記事は、漫画マーケティング・広告漫画・ブランディング支援の専門知識と、13年以上にわたる漫画業界での経験をもとに執筆しています。マンガコミットジャパンは、単に漫画を制作する会社ではありません。漫画家として培ったストーリーテリング力を活かし、「良い商品なのに伝わっていない」「サービスの魅力が伝わらない」といった企業の課題を解決するための支援を行っています。私たちの考え方や、なぜ漫画を活用したマーケティング支援を行っているのかについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
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まとめ
- 企画は「ゴールを一文で決める」ことから始める
- 自社目線ではなく、ターゲットの困りごとから組み立てる
- 共感→気づき→希望の感情曲線を短い尺でも入れる
- 盛り込みすぎず、覚えてほしいことは1つに絞る
漫画の企画で迷っているなら、まずは「誰にどう動いてほしいか」を一文だけ私たちにお聞かせください。そこさえ決まれば、成果につながる漫画への道筋が見えてきます。最初の一歩を、ご一緒させてください。