社内プレゼンが刺さらない理由とは?相手目線で組み立てる提案設計の基本
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社内プレゼンが刺さらない理由とは?相手目線で組み立てる提案設計の基本
社内プレゼンが刺さらない最大の理由は、話す側が「自分の言いたいこと」を中心に組み立てているからです。聞き手である上司や他部署は、あなたの努力ではなく「自分の仕事にどう関係するか」しか見ていません。相手目線で組み立て直すだけで、同じ内容でも反応はまるで変わります。私たちマンガコミットジャパンは、13年以上にわたり企業の提案を「相手に届く形」へ設計してきました。このページでは、社内プレゼンが刺さらない理由と、相手目線で組み立てる提案設計の基本を、私たちが現場で立ち会ってきた事例とあわせて、お客様サポートの目線で正直にお伝えします。準備したのに反応が薄い、というつらさは、本当によく分かります。
📖 この記事の目次
【このページで一番お伝えしたいこと】
- 刺さらないのは中身ではなく「相手目線への翻訳」が抜けているからです
- 聞き手は「自分にどう関係するか」しか聞いていません
- 共感の入口をつくると、同じ内容でも反応が大きく変わります
社内プレゼンが刺さらない本当の理由
「言いたいこと」と「聞きたいこと」がずれている
正直なところ、社内プレゼンで一番多いつまずきは、話す側が自分の頑張りや経緯を語ってしまうことです。「これだけ調べました」「こんなに大変でした」。気持ちは分かりますが、聞き手はそこに興味がありません。聞き手が知りたいのは「で、私の部署は何をすればいいの?」「私の評価にどう関わるの?」という一点です。私たちがご相談を受けるとき、まず資料の一行目を見ます。そこが「課題の整理」で始まっていたら、ほぼ刺さりません。「あなたの部署で今こんなことが起きていませんか」と、相手の現実から入る必要があります。
共感の入口がないまま、いきなり本題に入る
よくあるのが、結論から話せと教わった結果、共感のないまま結論を突きつけてしまうケースです。結論ファーストは正しいのですが、相手が「自分の話だ」と感じる前に結論を出すと、防御反応が出ます。あるIT企業のお客様の事例です。新しい社内ツールの導入を提案するプレゼンが、毎回「コストがかかるだけ」と一蹴されていました。資料を拝見すると、機能説明から始まっていました。私たちは冒頭を「毎月の定例作業に、現場が何時間取られているか」という他部署の痛みから始める構成に変えました。すると会議の空気が変わり、「それうちもだ」という声が出て、議論が前に進んだそうです。担当者の方は「機能の前に痛みを見せるだけで、こんなに違うのか」と驚いていました。
現場の声:論理は正しいのに、心が動いていない
ケースによりますが、刺さらないプレゼンの多くは、論理が間違っているわけではありません。むしろ正しすぎて、聞き手が「正論だけど、やる気がしない」と感じてしまうのです。人は正しさだけでは動きません。私たちが漫画やストーリーを使うのは、ここに理由があります。登場人物が困り、悩み、解決していく流れを見せると、聞き手は無意識に自分を重ねます。ある経営企画のお客様は、社内向けの説明資料に4コマを一つ差し込んだだけで、役員から「これなら現場も納得するな」と言われたそうです。心が動いて初めて、論理が受け入れられるのです。私たちはこの順番を逆にしないよう、いつも気をつけています。先に正論をぶつけてしまうと、聞き手は「言い負かされたくない」という気持ちで身構え、その後どんなに良いデータを出しても素直に受け取ってもらえません。まず「分かる、それ大変だよね」と思ってもらう。その小さな共感の一歩が、実は提案全体の通りやすさを決めています。
相手目線で組み立てる提案設計の基本
聞き手を一人に絞って、その人の言葉で話す
私たちが提案設計でまずお願いするのは、「誰に一番刺さればこの提案は通るか」を一人に絞ることです。全員に向けて話すと、誰にも刺さりません。決裁権を持つ部長なのか、現場を動かす課長なのか。その一人が普段使っている言葉、気にしている数字に合わせて言い換えます。専門用語で固めた資料を、相手の現場の言葉に翻訳するだけで、伝わり方は大きく変わります。これは私たちが漫画のセリフを設計するときと同じ考え方です。たとえば同じ「業務効率化」という言葉でも、部長には「残業時間の削減」、現場の課長には「毎朝の確認作業がなくなる」と言い換えたほうが、ぐっと自分ごとになります。私たちはヒアリングで「その人が会議でよく口にする言葉は何ですか」と必ず伺います。相手の語彙に寄せることが、翻訳の第一歩だからです。
「現状→痛み→解決→未来」の感情の流れをつくる
実は、刺さるプレゼンには共通の流れがあります。まず相手の現状を描き、その中にある痛みを言葉にし、解決策を示し、最後に「こうなれる」という未来を見せる。この感情の起伏があると、聞き手は物語を追うように最後までついてきます。逆に、いきなり解決策から入ると、相手は「何の話?」と置いていかれます。私たちは社内提案用の漫画や図解を作る際、必ずこの流れを設計の軸にします。SNS広告漫画なら4〜8スライド、制作期間は構成・作画・修正を含めて4〜6週間が目安で、費用は一般的な相場より20〜30%OFFの水準でご案内しています。
反対しそうな人の不安を、先に言葉にする
ある製造業のお客様の事例です。新しい施策の社内プレゼンで、いつも特定のベテラン社員から「現場が混乱する」と反対され、話が止まっていました。私たちは資料の中に、あえて「現場が不安に感じる点と、その対策」を一場面入れるご提案をしました。すると、その方が反対する前にプレゼン側が不安に触れたことで、「ちゃんと現場のことを考えている」と受け取られ、反対が和らいだそうです。担当者の方は「敵だと思っていた人を、味方にできた気がする」と話してくださいました。相手の不安を先に代弁することは、最も強い説得です。人は、自分の懸念を分かってくれている相手の話を聞こうとします。逆に、不安を無視して進めようとすると、たとえ提案が正しくても「自分たちのことを分かっていない」と感じ、反発が強まります。私たちは社内提案の設計で、必ず「一番反対しそうな人は誰で、その人は何を恐れているか」を最初に整理することをおすすめしています。
よくいただくご質問
Q1. 結論ファーストと共感の入口は矛盾しませんか?
A1. しません。冒頭で相手の現実に一言触れてから結論を出すと、防御反応が和らぎます。共感の一文を足すだけで十分です。
Q2. 社内プレゼンに漫画は大げさではないですか?
A2. 資料全体ではなく、共感を生みたい場面に一枚差し込むだけで効果があります。トーンを落ち着かせれば、堅い会議でも違和感はありません。
Q3. 聞き手が複数いる場合はどうすればいいですか?
A3. 「通すために一番説得すべき一人」に絞って設計します。その人が動けば、他の参加者も追随しやすくなります。
Q4. 専門的な内容で共感をつくるのが難しいです。
A4. 専門内容そのものより、それによって相手の現場に起きる「手間」や「不安」に焦点を当てると共感が生まれます。私たちがかみ砕き方をご提案します。
Q5. 制作期間と費用の目安を教えてください。
A5. 説明用の漫画や図解は構成・作画・修正を含めて4〜6週間が目安です。費用は用途と分量によりますが、一般的な相場より20〜30%OFFの水準でご案内しています。
Q6. 既存のスライドに差し込めますか?
A6. はい。画像として書き出してお使いのスライドに貼り込めます。資料全体を作り直す必要はありません。
Q7. 反対意見が強い相手にはどう対応すればいいですか?
A7. その人の不安を先回りして資料に入れ、対策まで示しておくのが有効です。反対される前に代弁することで、味方に変わることがあります。
Q8. 効果はどう確認すればよいですか?
A8. プレゼン後の「質問の質」や「その場で前に進んだか」で変化が見えます。導入前の反応を覚えておくと比較しやすいです。
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マンガコミットジャパンについて
この記事は、漫画マーケティング・広告漫画・ブランディング支援の専門知識と、13年以上にわたる漫画業界での経験をもとに執筆しています。マンガコミットジャパンは、単に漫画を制作する会社ではありません。漫画家として培ったストーリーテリング力を活かし、「良い商品なのに伝わっていない」「サービスの魅力が伝わらない」といった企業の課題を解決するための支援を行っています。私たちの考え方や、なぜ漫画を活用したマーケティング支援を行っているのかについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
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まとめ
- 刺さらない原因は中身ではなく「相手目線への翻訳」が抜けていること
- 聞き手を一人に絞り、その人の言葉と数字に合わせる
- 「現状→痛み→解決→未来」の感情の流れをつくる
- 反対しそうな人の不安は、先回りして代弁すると味方になる
「準備したのに、いつも反応が薄い」と感じているなら、それは努力不足ではなく組み立ての問題かもしれません。まずは次のプレゼン資料を、私たちと一緒に相手目線で組み直してみませんか。