BtoB商材が難しく見える理由とは?導入ハードルを下げる伝え方
ホーム > ブログ > BtoB商材が難しく見える理由
BtoB商材が難しく見える理由とは?導入ハードルを下げる伝え方
BtoB商材が「難しそう」と感じられるのは、商品が複雑だからではありません。多くの場合、伝え方が買い手の理解の順番に合っていないことが原因です。私たちマンガコミットジャパンは、漫画とストーリー設計で「専門的な商材を、検討者がすっと飲み込める形」に変えるご支援をしてきました。このページでは、BtoB商材が難しく見えてしまう理由と、導入ハードルを下げる伝え方を、私たちが現場で見てきた事例とともにお伝えします。問い合わせは来るのに商談が進まない、という方にこそ読んでいただきたい内容です。
📖 この記事の目次
【この記事で私たちがお伝えしたいこと】
- 商材が難しいのではなく、伝える順番が買い手に合っていないだけです
- 機能の説明より「導入後の景色」を先に見せると壁は下がります
- 漫画は専門商材を「自分でも使えそう」と感じさせる力があります
BtoB商材が難しく見えてしまう本当の理由
売り手の言葉で説明している
正直なところ、難しく見える商材の多くは、商品そのものより説明の言葉に原因があります。社内で日常的に使っている専門用語を、そのまま検討者にぶつけてしまうのです。「弊社のソリューションはマルチテナント対応で……」と言われても、初めて検討する担当者の頭には何も像が浮かびません。私たちが資料を拝見すると、1ページに専門語が10個以上並んでいることも珍しくありません。買い手はそのたびに立ち止まり、立ち止まるたびに「やっぱり難しそう」という印象を積み重ねていきます。
機能から説明を始めている
よくあるのが、機能一覧から説明を始めてしまうケースです。作り手は機能に思い入れがあるので、つい全部を伝えたくなります。けれど検討者が最初に知りたいのは「これは自分の課題を解決してくれるのか」です。機能の話は、その確信が持てた後に効いてきます。順番が逆だと、買い手は大量の機能を前に「結局これで何ができるの?」と迷子になります。ある製造業向けのお客様は、機能を細かく説明するほど商談が止まると悩んでおられました。情報を足すほど難しく見える——これがBtoB商材の落とし穴です。
導入後の景色が見えていない
ケースによりますが、検討者が一番不安に思うのは「導入して、本当に現場が変わるのか」という点です。ところが資料の多くは、スペックは詳しいのに、導入後の現場がどう変わるかは描かれていません。買い手は未来が見えないものに大きな投資はできません。私たちがストーリー設計で必ず描くのは、「導入前の困っている現場」と「導入後の楽になった現場」の対比です。この前後が見えた瞬間、商材は急に身近になります。難しさの正体は、多くの場合この「未来の不在」なのです。
決裁者と現場で、知りたいことが違う
もう一つ見落とされがちなのが、読み手が一人ではないという点です。現場担当者は「使いやすいか」を、決裁者は「投資に見合うか」を知りたい。同じ資料を見ても、関心がずれているのです。私たちがご支援したあるIT企業では、資料が完全に現場目線に寄っていて、決裁者が読む欄が一つもありませんでした。だから稟議で必ず止まる。漫画やストーリーなら、現場の場面と経営の数字を一つの流れの中で見せられるため、両者の関心を同時に満たせます。
導入ハードルを下げる伝え方の設計
「導入後の一日」から逆算して描く
私たちがBtoB商材の漫画を作るとき、最初に決めるのは「導入後、現場の人がどんな一日を過ごしているか」です。そこから逆算して、必要な機能だけを物語に織り込みます。たとえば「これまで2時間かかっていた集計が、ボタン一つで終わり、定時に帰れるようになった担当者」。この景色を先に見せると、検討者は機能の難しさより、変化の心地よさに目が向きます。あるサービス業のお客様では、機能説明中心だった資料を「導入後の一日漫画」に組み替えたところ、商談で「うちもこうなりたい」という前向きな言葉が出るようになったとお聞きしました。
専門用語は「たとえ」に翻訳する
難しい言葉は、消すのではなく翻訳します。私たちは専門用語を、検討者が日常で知っている何かにたとえて描きます。たとえば複雑な連携機能を「複数の部署に同じ書類を配って回る手間が、一回の投函で済むようなもの」と表現する。たとえが一つ入るだけで、抽象的な機能が体感できるものに変わります。実は、この翻訳作業こそ漫画家のストーリーテリングが最も得意とするところです。13年以上、難しいものをやさしく描いてきた私たちだからこそ、専門商材の「翻訳」をお任せいただけると考えています。
不安に先回りして答える
検討者が前に進めないのは、口に出していない不安があるからです。「導入が大変そう」「うちの規模に合わないかも」「社内を説得できない」。私たちは、こうした不安を登場人物のセリフとして物語に入れ、その場で答えます。不安を先回りして言語化されると、買い手は「分かってくれている」と感じ、警戒が解けます。ある会社の事例では、漫画の中で「導入って難しくないですか?」というセリフと、それに答えるシーンを入れただけで、商談中の質問の手数が減り、話が前に進みやすくなったそうです。不安を隠さず描くことが、かえってハードルを下げるのです。
数字は「変化の幅」で見せる
BtoB商材では数字が説得力を持ちますが、絶対値より「変化の幅」のほうが伝わります。「処理速度が速い」ではなく「これまで3日かかっていた作業が半日に縮んだ」。同じ事実でも、ビフォーアフターの幅で見せると、導入のメリットが直感的に分かります。私たちは、この変化の幅を漫画のコマの対比で表現します。左のコマは残業する現場、右のコマは定時で帰る現場。数字とシーンが重なると、検討者の中で「導入する理由」がはっきりと形になります。
「最初の一歩」を小さく見せる
導入ハードルを下げる最後のコツは、ゴールを大きく見せすぎないことです。検討者は「全社展開」と聞くと身構えますが、「まずは一部署で試せます」と言われると、ぐっと前に進みやすくなります。私たちは漫画の終盤で、いきなり大きな成果ではなく「小さく始めて、うまくいったから広げた」という現実的な道のりを描くようにしています。実際、ある会社では「スモールスタートできる」という一コマを加えただけで、検討者の「うちにはまだ早い」という心理的な壁がやわらいだそうです。難しそうな商材ほど、最初の一歩を小さく見せることが、結果的に導入への近道になります。
BtoB商材の伝え方についてよくいただくご質問
Q1. 商材が複雑でも漫画にできますか?
A1. できます。複雑なものほど、一度物語に整理する価値があります。私たちはヒアリングで要点を絞り、検討者が知るべき順番に並べ替えて描きます。
Q2. 専門性が薄まって、軽く見られませんか?
A2. ご安心ください。やさしく見せることと、中身を薄めることは別です。入り口をやさしくし、詳しいスペックは別資料に分ける構成にすれば、専門性は損なわれません。
Q3. SNS広告にも使える形にできますか?
A3. はい。SNS広告漫画は4〜8スライドが基本で、BtoB商材の「難しさ」を入り口でほぐすのに向いています。広告から商談への橋渡しにご活用いただけます。
Q4. 制作期間はどのくらいですか?
A4. 内容によりますが4〜6週間が目安です。構成・確認・作画・修正までを含みます。商材のヒアリングに時間をかけるほど、仕上がりは安定します。
Q5. 費用の目安を教えてください。
A5. 分量と用途で変わります。私たちは一般的な相場より20〜30%OFFの水準を意識しています。修正込みの総額でご比較いただくと安心です。
Q6. 既存の営業資料を活かせますか?
A6. 活かせます。冒頭の「導入後の景色」だけを漫画化し、既存資料につなぐ部分活用も可能です。費用を抑えたい場合に向いています。
Q7. 決裁者向けと現場向けで作り分けられますか?
A7. はい。一本の漫画で両方の関心を満たす構成も、用途別に分ける構成も、目的に合わせてご提案します。まずは誰に届けたいかをお聞かせください。
Q8. 効果はどう確認すればよいですか?
A8. 商談化率や資料の読了、問い合わせ後の温度感などで確認できます。導入前後の変化を一緒に見ていく形で、私たちも改善をご一緒します。
▶ あわせて読みたい:マンガコミットジャパンとは?漫画の力で企業の価値を伝えるストーリー設計会社
マンガコミットジャパンについて
この記事は、漫画マーケティング・広告漫画・ブランディング支援の専門知識と、13年以上にわたる漫画業界での経験をもとに執筆しています。マンガコミットジャパンは、単に漫画を制作する会社ではありません。漫画家として培ったストーリーテリング力を活かし、「良い商品なのに伝わっていない」「サービスの魅力が伝わらない」といった企業の課題を解決するための支援を行っています。私たちの考え方や、なぜ漫画を活用したマーケティング支援を行っているのかについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
👉EEAT強化記事 【マンガコミットジャパンとは?漫画の力で企業の価値を伝えるストーリー設計会社】
まとめ
- 商材が難しいのではなく、伝える順番が買い手に合っていないだけ
- 機能より先に「導入後の景色」を見せると導入の壁は下がる
- 専門用語は消さず、日常のたとえに翻訳して伝える
- 不安を先回りして描き、数字は「変化の幅」で見せる
「いい商材なのに難しそうと言われてしまう」なら、伝える順番を一緒に組み替えてみませんか。私たちが、検討者がすっと飲み込める一本に仕立てます。